目白界隈で公園の3連チャン

●まる一日外に出ないと、体がなまり心の均衡も揺らいできそうな気がします。天気もよく暖かな今日は、三つの公園が集中する目白・西池袋界隈まで歩きに出てみました。まずは、30年ほど前にオープンした「目白庭園」。築地塀[ついじべい]で囲まれた回遊式の日本庭園で、定番の築山や石塔、さらに数寄屋造りの茶室=赤鳥庵[せきちょうあん]も配されています。紅梅が一本、いまを盛りと咲き誇る中、目を引いたのが滝。日ごとに春が近づくいま、水の落ちる音もそれを後押ししているような気がします。池をたゆとうカモも同じように思っているのカモ。
●目白庭園の長屋門を出て北に数分歩くと、「上[あが]り屋敷公園」が。江戸時代、すぐ近くに将軍の狩場があったそうで、その休憩所が「お上り屋敷」。それにちなんだ名称で、同名の駅(西武池袋線)が1953年まであったのだとか。大きな藤棚があったので、GWのころは満開になりそうです。
●そこから南西に少し歩くと「目白の森公園」。”森”とはいささかオーバーな感じもしますが、案内パンフによると、1年を通じて野鳥が姿を見せるのだとか。そんな中、目を射ったのが青い実のジャノヒゲ(蛇の髭)。生薬としても使われるといい、周囲の枯れた葉の中で、白スイセンとともにひときわ存在感を示していました。
●帰り道、少し回り道して四つ目の南長崎スポーツ公園に行ってみると、なんとラグビーボール🏉が! 外国人の若い男女合わせて10数人が楽しそうに練習していたのです。このグラウンドではサッカーしか見たことがないのですが、いまが真っ盛りのモクレンの花も驚いていたのではないでしょうか。

Facebook Post: 2021-03-12T07:59:25