予約していたホテルが消滅!?

2013年8月6日
6年ぶりのパリです。羽田発の深夜便で来たので、シャルル・ド・ゴール空港到着はなんと朝の5時50分。空はまだ暗かったです。そんな時間ですから、空港にいる人は少なく、入国手続きも税関もスイスイ。6時半には、ターミナルビルの外で、コーヒーを片手に一服できました。

空港内の観光案内所でミュージアム・パスなど必要なものを購入し、タクシーで一路、市内へ。渋滞もなく30分ほどで、オペラ座近くにあるホテルに着いたはずなのですが、ホテルの名前が違っていいます。3カ月前に予約しておいたのは「Radisson Blu Ambassador」というホテルなのですが、タクシーが止まったのは「Marriott Opera Ambassador」。でも住所は間違いありません。念のため、近くをひとまわりしてもらったのですが、やはり間違いなさそうです。

とりあえずタクシーを降り、フロントで聞いてみると、「間違いありませんよ、ここです。ひと月前に名前が変わりました」とのこと。日本でいうなら、ホテルオークラを予約しておいたはずが、行ってみたら帝国ホテルに変わっていたようなものです。まあ、欧米ではホテルの買収は当たり前のことではありますが、それにしても驚きました。L1060509ambassador20130809

でも、幸いなことに部屋が空いていたので、すぐにチェックインでき、荷物も部屋に運び込んでもらいました。さっそく行動開始で、長年の課題であるヴェルサイユ宮殿に行きました。前回来たときは行けなかったので、今度こそです。L106029020130806 ホテルを出てオペラ座の駅からメトロと電車を乗り継いで1時間。着きました! ヴェルサイユに。

ところが、まあ、ある程度は予想していたとはいえ、その聞きしに勝る混雑ぶりにはびっくり。入場券を買うのに30分くらいは待つ感じでしょうか。ミュージアムパスを購入しておいたので、その部分はスルーできるのですが、今度は、中に入るための行列に並ばなけれがなりません。まともに待っていたら1時間以上はゆうにかかりそうです。L106033420130806

そこで、宮殿の中に入るのは後回しにし、その奥にある庭園や王妃のための離宮のほうから先に観ることにしました。しかし、さすが世界遺産、宮殿ほどではないにしても、どこも人が多く、しかも夏休みのただ中。世界中から人が来ているのですから、やはりこの時期は鬼門といった感じです。

「宮殿は次来たときに」と、またのパリ旅行の理由づけもできました。「今回しかない」と思えばそういうわけにも行かないのですが、最近はだんだんずうずうしくなってきています。

木々と水で構成されている庭園はやはり大変なスケール。噴水のショーなどもあり、ゆっくりした時間を過ごすことができます。なにせ、真夏のこの時期なのに最高気温が25℃ほどですから、体の楽なこと。歩き疲れはしても、暑さにやられることはありません。結局3時半ごろまでいて、市内に戻りました。

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L106032420130806 夕方部屋に戻り、ひと休みしたあと、夕食に出ました。歩いて15分のところの界隈はやたらに日本料理の店が多かったのですが、結局は昨年の同じ時期、ブリュッセルで食べたムール貝の店の支店があったので、そちらに。ただ、同じところで取れた貝を使っているはずなのに、ブリュッセルの店のほうが数段おいしかったです。

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