久しぶりのサンフランシスコ

2013年3月10日
 オークランドからサンフランシスコへレンタカーで移動。といっても、海峡を橋で渡るだけです。フリーウェイから見える景色は、オークランド側が工場や倉庫一色なのに対し、橋を渡ると同時にガラっと一変。歴史を強烈に感じさせる街になります。ダウンタウンをかすめながら港の南側を通り抜け、ゴールデンゲートブリッジを渡り、目的地ソーサリートへ。日曜日ですが、午前中とあってまだ人出が少なく、クルマもすんなり駐車できました。

 ソーサリートは15年ほど前訪れたときと趣きがまったく変わっておらず、東京でいうと鎌倉のような感じでしょうか、のんびりした雰囲気です。鎌倉は観光客が多すぎ、ゴチャゴチャしていますが、アメリカですから、そういうことはありません。

 L1050590 1時間ほどあたり一帯を散策、桟橋近くの公園から対岸のサンフランシスコの街並みを遠くに見ながら、ソーサリートをあとにしました。クルマをレンタカー会社のオフィスに戻し、ホテルへ。チャイナタウンの南門のすぐ隣で、ユニオンスクェアのすぐ近くなので、しごく便はよさそうです。

 荷物を預け、オファレル通りにある堂島庵で昼食。ここも10年以上前に来たときとまったく変わっていません。ただ、客は9割かた、いやそれ以上かもしれません、外国人で、日本人はほとんど見かけず。久しぶりのしょうゆ味に感動しました。

 そのあとユニオンスクェアからホップオンホップオフの観光バスで市内をひとまわり。このタイプのバスで回るのはここでは初めての経験で、知らない場所の多さを改めて感じさせられました。

 それにしても、カリフォルニアでもここまで北上すると、この季節はやはりまだ寒いです。L1050601 地上でじっとしていればむしろポカポカするのですが、屋根なしダブルデッカーの2階にすわっていると風が強烈で、体の芯まで冷え切ってしまいました。信号待ちで止まっているときはポカポカ温かいのですが、走り始めるともう凍えそうなほどの冷たさ。ゴールデンゲートブリッジの上を走り抜けるときなど、思わず体をかがめてしまいました。

 3時間ほどの観光を終え、ユニオンスクェアに戻ったときは、寒さでぐったりの感。ホテルにチェックインすると同時に風邪薬です。

 夜はすぐそばのチャイナタウンで夕食。オバマ大統領も来たことがあるらしい「迎賓閣」という店で中華料理。日本人にはいまイチの味でしたが、いかにもアメリカらしく量の多いこと。甥っ子たちがいなければ食べ切れなかったでしょう。

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