超特大のかき氷を体験!

2012年3月29日
 朝から地下鉄(MRT)に乗って忠孝新生駅まで行き、そこから新生南路を見並に下り、仁愛路とぶつかったところで西に進み永康街をめざします。仁愛路は幅の広い通りで歩道、中央分離帯に熱帯植物も植えられ、台北市内のなかでも美しい、また雰囲気のある通りです。

Photo  その仁愛路から金山南路を南下、いま地下鉄工事真っ最中の信義路に出たら東に向きを変え3、4分行くと永康路の入口が見えてきます。この地下鉄が完成すると、永康街へのアクセスはいまよりぐんと便利になるのですが、それはあと半年後のこと。

 信義路を渡って永康街をぶらぶら歩き、小腹が空いてきたなと思っていたところに、ある店の前に大変な人だかりがしているのに出くわしました。店の名前は「永康15」というようです。「FnB Gourmet Gruop」という表示もあり、こちらが親会社ということなのでしょうか。
 
 売りは特大のマンゴーアイス(カキ氷に切りたてのマンゴーをこれでもかというくらい乗せた上にコンデンストミルクとシロップをかけ、最後にマンゴーのアイスクリームを一個乗せたもの)らしく、ほとんどの客がそれをオーダーしていました。私はアズキを乗せたものにしましたが。

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 大きな店とアウトドアで食べられるスペースがあり、さっそく私たちも食べてみたのですが、食べでのあること、あること。しかも、それが飛び抜けておいしいのです。日本に戻ってから知ったのですが、「ニューヨークタイムズ」でかつて、「台北に行ったら、36時間以内に訪れるべき観光スポットの一つ」として紹介された店のようです。以前は「永康冰館(アイスモンスター)」と名前だったそうで、それが2年ほど前に突然閉店し、その後、名前を変えて再開し、大きな話題になったとのことです。

 永康街といえば、「鼎泰豊」の本店もあり、一大観光スポット。小籠包(ショウロンポウ)を食べたあとここでマンゴーアイスを楽しむというのが定番コースとされていました。私たちもこれまで2回「鼎泰豊」の本店に行ったことがありますが、このマンゴーアイスは知りませんでした。それを遅まきながら経験することができ、よかったよかった!

 それにしても、いくらボリュームたっぷりとはいえ、1個180元は(台湾的には)高いでしょう。だって、弁当が普通50元とか70元なのですから。ただ、それだけの価値はあります。

Photo_13  永康街の散歩を終えホテルに戻り、預けておいた荷物を受け取ってタクシーで空港へ。帰りはすぐ近くの松山空港ですから、通常、国際線で使う桃園空港のように時間はかかりません。10分ほどで到着したのですが、行ってびっくり。えらくきれいになっていたのです。

Photo_14  以前は、日本の古い地方空港の趣きだったのですが、リニューアルされてすっかり生まれ変わりました。外観も内部もすっきり清潔。いかにも最近の空港らしい設計で、心地よく待ち時間を過ごし、羽田へ向かいました。「松山・羽田」便は、「成田・桃園」便に比べると天地雲泥の差があります。