九州新幹線「グリーン車」への疑問

2012年1月18日
 鹿児島から福岡まで九州新幹線に乗りました。それも、奮発してグリーン車です。東海道山陽新幹線のグリーンは、普通の指定席とは歴然とした差があります。乗るとすぐおしぼりがもらえます。シートは大きくて広く、リクライニングの角度も深いので、大いにリラックスできます。その気になればぐっすり眠ることも可能でしょう。

東北新幹線ともなると、コーヒーや紅茶が1杯、ついてきます。お客さんの数が少ないからできるサービスでしょうが、コーヒー好きの私にとってはとてもありがたいことです。

 それに比べると、九州新幹線のグリーン車のなんともプアなこと。シートは普通指定席と大差ないですし、おしぼりもコーヒーもなし。何が違うかというと、床の敷物だけです。それとて、ほかの車両と格段の違いがあるようには思えません。フットレストなど、私にとってはあってもなくてもほとんどどうでもよいことです。

 まあ、逆にいうと、普通指定席車両のレベルが高いのです。東海道山陽や東北のように片側3列、片側2列でなく、左右両方とも2列ずつですから、それだけでもシートの幅が広いことがわかります(測ったことはありませんが)。

 それでほかの新幹線と同じ額のグリーン料金を取るのですから、JR西日本はいったい何を考えているのかといいたくなります。私より前に、ほかの乗客からクレームが寄せられているのではないでしょうか。

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