琉球紅型でつくってもらった表札

サッカーのワールドカップで日本代表が決勝トーナメントに駒を進めた興奮がまださめやらぬ昨日、那覇の新都心・おもろまちにある県立美術館・博物館に行きました。今年4月、ひょんなことからその存在を知った虹亀商店(http://nijigame.ti-da.net/)の亀谷明日香(写真中央)さんに製作をお願いしていた「紅型(びんがた)の表札」が完成、それを受け取るためです。L1040704

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受け取り場所をそこにしたのは、この日、「沖縄慰霊の日」にちなむ行事の一つとしておこなわれている「沖縄平和詩歌祭」に、彼女の造った「紅型灯籠」が展示されていたからです。これは、俳句や短歌、詩を一つひとつに、異なる絵柄(文字は同じ書体)の紅型をほどこし、木枠で囲った裏側から電球を点灯するというものです。造形的なコンセプトとしてはそれと似通っているのですが、なんとも味わい深い紅型の絵柄と色づかいによるユニークな表札ができ上がり、感動しました。