日本対オールブラックス@味スタに大興奮!

2018年11月3日
前週に続き、今週もラグビーの“ドリームマッチ”を観に行きました。JAPAN vsオールブラックス(ニュージーランド)戦です。このカードは2011年のワールドカップ@ニュージーランド以来。予選プールでしたが、このときは13トライを奪われ、7対83の惨敗を喫しました。それから8年が経過し、日本代表がどこまで力をつけたのかをチェックできる楽しみな一戦です。

会場の味の素スタジアムには、新宿から京王線の特急で乗り換えなしで行けます。最寄りの飛田給【とびたきゅう】駅に臨時停車してくれるからですが、これは助かります。さすがドリームマッチだけに、観客の出足も早いようで、1時間半前に席に着きましたが、すでにかなりの入り。試合中に、観客数は43751との発表がありました。もちろん、国内でおこなわれたJAPANの試合では史上最高です。

でも、味スタでのゲームは、まだまだ改善の余地が多々あるように感じました。ひどいのはオフィシャルプログラムの販売場所。私たちの入ったゲート近くにたった2カ所しかないので、買うのにたっぷり5分は歩く必要があります。会場の外に、オフィシャルグッズと一緒でかまわないので、専用のテントでも設けるのが常識でしょう。もともとこの種のプログラムは値段も高いのであまり売れないのかもしれませんが、それにしてもファンへの配慮なさすぎです。

ただ、荷物チェックは前回より大幅に改善。スコットランド戦(2016年6月25日)のときは、まったく無意味な行列を強いられましたが、今回それはありませんでした。もっとも、前回は天覧試合でしたからね。

 

試合のほうは、最初、日本が相手のキックをチャージし、そのボールを押さえて幸先よくトライできたのですが、そのあとしばらくの間はオールブラックスのペース。密集でのボール出しが思うように行かず、ペナルティーを重ねたこともあり、前半だけでトライを5本奪われました(日本は3トライ)。

ただ、先週横浜でワラビーズと戦った「1軍」よりは迫力に欠ける感じは否めません。そのときのスコッド23人中22人がヨーロッパに遠征してしまったのですから、これは致し方ないでしょう。それでもさすがはオールブラックス。日本は後半17分からの10分間で立て続けに4本のトライを許し、最終スコアは31対69。これまで5戦して合計4トライしか奪えていなかったのが、この試合だけで5トライを取ったのですから、これはもう大健闘です。