2016年10月5日
昨日は郊外の奇勝地「モンセラット」に行ってきました。現地の旅行会社がやっているツアーを前日、予約しておいたのです。「凱旋門」からバスに乗って出発、1時間少々で到着。標高1235mとあって、バルセロナの市街地より心なしか涼しい感じがしました。1000年近く前に建てられた修道院があり、その中に有名な「黒のマリア像」がありました。自力で鉄道を乗り継いでいくのは大変そうですが、バスはその点とても楽です。
モンセラットに向かう途中、ツアーの添乗員さんが折々にガイドをしてくれrのですが、聞いていて驚いたことがあります。それは、ちょっと目に着く建物があると、「あれは△△の設計」「こちらは〇〇の設計」と、名前を教えてくれたことです。バルセロナはそれほど、名だたる建築設計士が腕を振るった都市なのだということを知りました。
今日でバルセロナともお別れです。乗り継ぎ地フランクフルトに行く便が夕方発なので、それまではフリー。朝イチで、タクシーに乗って「グエル邸」まで行ってきました。ここは地下に馬小屋があり、1階に馬車庫、2階・3階と上に昇るにつれ、随所にふんだんな工夫がほどこされているのが見て取れます。そして、きわめつけは屋上。煙突の凝りっぷりには声も出ませんでした。
「グエル邸」から「ランブラス通り」を歩いてホテルへ。
預けておいた荷物を受け取り、タクシーで空港に向かいました。バルセロナの空港は世界でも最高に心地いいのではないかと思います。まだ完成してさほど時間が経っていないのでしょうが、ターミナルビルの屋上が全面的に喫煙スペースになっているのです。これまで観てきた空港の喫煙室はどこも皆、せせこましいところばかりでしたが(例外はシンガポール)、ここはそれこそお天道様の下で堂々と胸を張って吸えます。しかも、レストランやカフェまで付設されていました!!! こんな空港があるのなら、何時間早く着いてもOKでしょう。