2016年12月12日
今日は香港に移動。高速船に乗っているのは1時間なのですが、チェックインやら何やらで2時間半は見ておく必要があります。数年前から「じき完成する」といわれている橋が完成したら、それがぐんと短縮されるはず。早くできないかなと期待しているのですが、なかなか……。なにせ、海の上に、全長35キロですから。
夕食はB級グルメでと、油麻地まで地下鉄で行きました。目標は釜めしです。香港でもキホン秋冬の食べ物のようですが、それが1年中食べられ、しかもめっぽうおいしいというので出かけてみることに。店の名前は「四季煲仔飯」。「煲仔飯」が釜めしを意味する中国語のようです。小さな土鍋で作るのですが、その材料が、スペアリブ、鶏肉、しいたけ、チャイニーズサラミ、カエルなど多種多彩。飾り気もなく、完全なのないシンプルな店内にはテーブルが整然と並び、これぞ専門店という雰囲気。飲み物は店を出たすぐ隣にある売店のようなところで買い、中に持ち込みます。もっとも、中国のレストランの常で、ビールとかを飲みながら食べる人は少数派。
釜めしは注文を受けてから炊くのですが、でき上がりまで最低20分はかかります。その間は「鴨蛋蠔餅(牡蠣入りオムレツ)」を食べている人が多いようです。私たちのすわったテーブルの隣にいた老夫婦もおいしそうに食べていたので、何かと聞いてみると、それでした。私たちも注文したのですが、これは文句なしGOOD!
各テーブルには専用のかけ醤油のボトルがあります。お好みに合わせてアツアツのご飯にかけるのだそうです。