2015年9月26日
今日は土曜日で、夕方からプレミアリーグのサッカーを見る予定にしています。場所はノッティンガムから車で1時間ほどのところにあるレスターという町。そう、あの岡崎慎司が所属している「レスターシティー」のホームグラウンドです。ラグビーを観戦しに来ているのになぜサッカーなんて、と思われるかもしれません。でも、プレミアリーグの試合だけを観戦にイギリスまでやってくる気は私にはさらさらないのです。ちょうど、レスターの近くにいて、しかも岡崎が出そうだというので、チケットを予約しておいたわけで、近くの別の町で試合があれば、そちらを観にいっていたことでしょう。要するに、一度でいいから「プレミアリーグ」の試合をナマで観てみたいだけ。まして、日本人の岡崎が試合に出ているとなれば、いうことなしです。
2時少し前にスタジアムに隣接するホテルにチェックインし、荷ほどきもそこそこにすぐスタジアムへ。キックオフは午後3時の予定ですが、スタンドはすでに観客でいっぱい。相手のアーセナルFC(本拠地はロンドン)は最近こそリーグ上位になっていませんが、名門のチームです。岡崎は先発で出場していましたが、調子がいまイチだったのか、プレーは精彩を欠いていました。というか、アーセナルがこの日は絶好調で、試合も5対2でアーセナルの勝ち。地元レスターのファンにしてみるとフラストレーションがたまったことでしょう。
試合後、選手が帰路に着くころになると、選手の出入り口近くに超デラックスな大型バスが横付けになります。選手を乗せて空港とか次の試合が開催される町まで移動するためのバスなのでしょう。中はよく見えませんでしたが、とにかくえらく豪華なつくりで、きっとゆっくり体を休めることができるだろうなぁと想像させるボディーでした。
レスターの選手はここが地元でしょうから、それぞれ自分の車に乗って帰り始めます。しばらくその近くで待っていると、岡崎も出てきました。待ち構えるサポーターからサインをせがまれたり写真撮影を頼まれたりしています。でも、すごいなと思ったのは、そのすべてに笑顔で応じていたこと。試合で体も疲れているにちがいないのに、そんなことはオクビにも出しません。私たちの前に近づいたころは試合終了後すでに1時間以上が経過していました。ちょうどサポーターとの交流も終わり、車に乗り込もうとするところだったので、運転席にすわり走り始めたタイミングでシャッターを押してみました。