イエローナイフでの観光もひととおり

2012年2月25日
 最大の目標であるオーロラを、最初の日の夜に観られましたから、すぐにでもアメリカに戻るなり、別の町に行きたいのはやまやまなのですが、そういうワケにも行きません。というのも、私たちの申し込んだオーロラ観賞ツアーは3泊4日コースだからです。2泊3日も4泊5日もあるのですが、観られない場合のリスクを考えると3泊4日コースがいちばん頃合いといった読みでした。1日目に観られたのは、いうならば僥幸(ぎょうこう)で、結果論でしかありません。

 ツアーの主催者もそうした読みから、市内観光や犬ゾリ体験など、空振りに終わった場合に備えた穴埋め的な楽しみを用意しています。当然、私たちもそうしたものにエントリーしていました。昨日は、イエローナイフ市内半日観光、そして今日は犬ゾリ体験です。

Photo_8  昨日の昼間参加した市内半日観光も、乗っかるのはオーロラ観賞に行くときと同じスクールバスです。ノースウェスト準州議事堂から始まって、その隣のノーザン・ヘリテージセンター、グレートスレーブ湖、オールドタウン、ギフトショップで終わるというコースで、目玉はやはりグレートスレーブ湖のアイスロードでしょう。

 グレートスレーブ湖は、淡水湖としては世界で10番目の広さですから、たいしたものです。そのグレートスレイブ湖は冬場凍りついてしまうのですが、その上に散水をして氷を厚くし、車の通行ができるようにしているのがアイスロードです。Photo_9 そこでバスが止まり、降りて写真を撮ったり、寝転んでみたりなど、それこそ童心に返って遊ぶわけですが、それはそれで楽しいひとときでした。なぜか、アイスロードを少し外れたところに白のストレッチリムジンが走っていたりして、興趣をそそりました。Photo_10
Photo_11  そして今日は、オーロラビレッジでの犬ゾリ体験。夜、それも照明がほとんどないオーロラビレッジを昼ひなかに見てみると、なるほど、こういう場所だったのかというのが実感されるのですが、簡単にいえば、単なる野原です。その内側を犬ゾリに乗って1周するだけのことなのですが、予想以上のスピードで走るのに驚きました。


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Photo_13  乗り終わったら、ほかの皆さんが終えるまで、キャビンやテント近くで焚火で焼いた、この地方特有のマシュマロをほおばったりなど、素朴な楽しみを味わうことになります。

 でも、最終日の夜、レベル4に近いオーロラをまたまた観ることができたのはラッキーでした。この時期、イエローナイフ3泊4日のツアーでは見られる確率が96%だそうですから、今回、極寒の地まではるばるやってきたかいはありました。

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 あすはいよいよ、最後のお楽しみ=ラスベガスです。

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