2018年5月12日
2月のスーパーラグビー開幕以来、ここまでなんと9連敗を続けていたわがサンウルブズ。今日の国内最終戦でようやく今季初勝利をあげました。相手はレッズ(ブリスベン)、スコアは63対28ですから、快勝といっていいでしょう。ファンのだれもが「最初からこういうゲームをしてほしいよなぁ!」と思ったのではないでしょうか。
もちろん、日本国内ではこのゲームが今シーズン最後で、ここらでいいとこを見せとかないと……という選手・チームの強い思いもあったにちがいありません。ただ、それにしても長すぎますよね、3カ月は!
日本代表チームも外国人選手が多いのですが、サンウルブズとなるとその比率はもっと高まります。ラグビーのナショナルチーム代表資格の規定がちょっと複雑なせいもあるのですが、ナショナルチームではないプロ球団となると、ややゆるやかなので、こうした現象が起こります。ただ、「外国人」といっても見かけのことで、日本国籍を取得している者もいれば国籍は持たずとも日本語ペラペラの者も。
この日の試合は、今シーズンからサンウルブズに加入したリーチマイケルが7週間ぶりに戦列復帰したことで、核ががっちり固まった感じを受けましたし、姫野和樹(トヨタ自動車)の素晴らしい動き、好判断も光りました。ヘイデン・パーカーがプレースキックを100%成功させ、5ゴール(コンバージョン)+7PGと31点をたたき出したのも大きいですね。トライも1本決めているので合計36点。得点の半分以上を一人で稼いだことになります。
来週は香港でのホームゲームで、相手は南アフリカ・ケープタウンのストーマーズ。ここで勝つことができれば、かなり勢いがつくのではないでしょうか。ぜひ、素晴らしいゲームを見せてほしいものです。昨シーズンまでほぼ同じランキングだったアルゼンチンのジャガーズが今期はめっぽう頑張っているだけになおさらです。