バンクーバーでのカナダ入出国→アメリカ入国は一瞬

2017年12月20日
12月20日、予定よりまる1日遅れでバンクーバーに到着すると、アメリカ行きの便に乗り換えます。しかし、これがまた予想をはるかに上回るスムーズさ。たしかに、形式的はカナダにいったん入国するのですが、出国もそれと同時。そして、すぐそのままアメリカへの入国手続きになるのです。

アメリカ入国も、人がほとんどいなかったため、ものの10分足らずで終了し、そのまま搭乗ゲートに急ぎます。そして、予定していた13時30分発の便でラスベガスへ。夕刻ラスベガスに到着し、ターミナルから出ると、外は猛烈な風が吹き荒れていました。ラスベガスはもともと砂漠ですから、目の前が一瞬見えなくなるくらいの砂が舞っていましたが、無事ホテルに到着。今回泊まる「Wynn」というホテルの特徴と言ってもよいゆったりした空気が改めてありがたく感じられました。

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このホテルはかつて「Mirage」を作って人々をあっと言わせた伝説の人スティーブ・ウィンが、「自分の理想はこんなものじゃない」と言って建てたもの。それだけに、ロビーまわりも部屋もレストランも、カジノもすべてに彼の思想が行き渡っています。もう10年以上前の話ですが、ウィンはそれでも満足しなかったようで、その4年後、「Wynn」に隣接した敷地に「Encore(アンコール)」という名のホテルを作りました。「Encore(=「もう一丁!」」です。

!cid_4857d242-4b4c-4a6e-8d14-6797fc3bc419@apcprd04_prod_outlook今回初めて、「Wynn」から「Encore」のほうに足を延ばしてみたのですが、たしかにかなり趣が違います。「Wynn」ももともと、カジノ特有の鉄火場的な匂いが希薄ですが、「Encore」はガツガツした雰囲気がまったく感じられず、ゆったり、落ち着いた時間が流れているように思えました。といって気取った風はありません。成熟したおとなの遊び場とでも言うのでしょうか。ある程度年齢を経た人には、こちらの雰囲気のほうが心地よいだろうなという気がします。ランチ(遅い朝食)を摂ったカフェの食器にも、そんな風情がよくあらわれていました。

!cid_a63d4fbb-f670-46a6-a929-a113f16cd2e3@apcprd04_prod_outlook !cid_c2b57691-d9a1-48f4-925f-dd175225d0b6@apcprd04_prod_outlook

「Wynn」の真ん前に「ファッションショー・モール」というラスベガス最大のショッピングモール(デパートが6つも入っている!)があるのですが、そこではクリスマス前のバーゲン一色。どのデパートも、どの店も4~6割引きです。一年でもっとも安く買える時期なのですね。私たちも孫の洋服とか、大量に買ってしまいました。

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