レゴランドは中国人観光客でもっている(?)

2017年7月25日

私たち夫婦、娘と2人の子ども(=私たちにとっては孫)、合計5人で名古屋のレゴランドに行ってきました。かつてイタリア村という施設があった跡に作られたのですが、オープンしてまだ半年も経っていないというのに、客の入りはいまひとつだといいます。入場料が高い、アトラクションが貧困、食べ物が高いなど、さまざまな原因が指摘されているようですが、いまひとつ“突き抜けた感じ”していない感じがしました。

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もともとがデンマークという、ある意味成熟しきった国から生まれたもの娯楽施設ですから、本質的なコンセプトがそうそう簡単に変わるわけもありません。そのあたりが日本人にもう一歩フィットしないのではないかという気がします。

 

それと、名古屋・愛知県の場合、まわりの人が行かないと、みずから先頭を切ってまで行こうとしない気質・県民性があります。これは2005年の愛知万博でとっくに実証済みのはずなのですが、レゴランドをこの地に持ち込んだ企業も人も、そのあたりに思いが及んでいなかったようです。放っておけばまだまだ時間がかかるのはまちがいないでしょう。

 

割引をするとか営業時間を延ばすとかしても、それが客足に大きく影響することはありません。たくさんのお客に来てもらうには、「オレたちもよー、行かんといかんて(=私たちも行かなくちゃいけない→遅れていると思われる・バカにされる……)」といった気持ちにさせないと、この地の人は足を運んでくれないのです。逆に、まわりが行き始めると、それこそ我も我もという感じで足を運ぶようになります。

 

日本の小中学校も夏休みだというのに、客の3分の2は中国人でした。台湾か大陸かははっきりしませんが、とにかく、聞こえてくるのは中国語がほとんど。「USJ、レゴランド(NRLというかどうか知りませんが)、TDLを一挙制覇する旅」とかいうのがあり、それで来ているのかもしれません。

 

IMG_11222人の孫たちはそれぞれ喜んでいました。下の孫は、新幹線に乗れたのが最高にうれしかったようです。それにしても、蒸し暑い1日でした。港のすぐ近くで、海からの風がもっとさわやかに吹き抜けるかと期待していたのですが……。