2016年12月22日
夕刻の便でロサンゼルスに向け出発。久しぶりの成田発です。同日朝にロス到着。上空ではわかりませんでしたが、着陸寸前から窓ガラスに水滴が。珍しく雨のようです。気温も低く、東京とほとんど変わりません。
イミグレーション(入国手続き)になんと2時間。相変わらずのスローぶりに呆れます。ブースは50近くあるのに、稼働しているのは半分。スタッフがいても一件処理すると、手を上げて呼んでくれたりはしません。こちらからその前まで行くとすぐ対処してくれるのですが。だれも来ないとなると、そのうち自分からどこかに引っ込んでしまいます。
成田とか羽田で私たちが経験する入管職員の仕事ぶりは日本人が相手なので一概にはいえませんが、それにしても……という気がします。列に並ぶのは仕方ないにしても、それならそれで、並んでいる人数の規模によって職員を増やすとか、ブースを多く開ける(そして、きちんと仕事をさせる)とかしてほしいですね。日本からだと9時間から10時間は、狭い空間に閉じ込められているのですから。マニラやシンガポールなど、もっと長い時間の人もいますし。
でも、それだけでは済まさない、もっとシステマチックな問題がありそうな気もします。ESTAで、こちらの基本的な素性は事前につかんでいるわけですし、機械の前に並んでパスポートを読み取らせ、指紋を取られ、顔写真も撮られ(どうつくろっても、疲れた表情を隠せない、“悪意”の感じられるカメラなのです、これが!)プリント、それを持って窓口に行きます。職員はそれを補う作業をするのかと思いきや、またまた写真を撮ったり指紋を取ったり。同じようなことを繰り返しているので、たっぷり時間がかかってしまうのですね。
ようやく外に出られたのは着陸後ゆうに2時間は過ぎていました。疲れたーーーっ! Hさんご夫妻のお迎えで中華料理店へ。客は中国人がほとんどなので味は信頼できそうです。実際、日本人の私たちの口にも合いました。そのあと同じモールにあるWHOLE FOODS MARKETで買い物。ワンフロアなので、広いこと。買い物を済ませHさんの新居へ。新興住宅地のせいもあって周辺はどの家も広々としており、クリスマスのイルミネーションもそこここに見られます。
床面積が2400スクエアフィート=約223平方メートルといいますから、やはり広い家です。土地はその倍以上、150坪をゆうに超えている感じで、家屋の周りはすべて庭。とくに裏側の庭は、50~60人くらいのガーデンパーティーが余裕でできてしまいそう。