月別アーカイブ: 2021年6月

今週は、自分でUBER EATSしてしまいました

●「銀座」の名がつく商店街・繁華街は、全国に350ほどあるのだとか。私がいま住む東京・豊島区にも、ショボいとはいえ「長崎銀座」があります。生来外出好きの私にとって銀座は格別。憧れがあるのでもなければコンプレックスを抱いているわけでもないのですが、銀座に用事があると、なぜか気持ちがはずんでしまいます。6月22日は、3カ月に一度受信しているクリニックの予約が12時。その前に築地に立ち寄り、最近知った海苔弁当の店で夕食をテイクアウトしようと、開店(11時30分)少し前に行くと早くも行列が。3種類4個をリュックに入れると、自前のUBER EATS に変身です。
●当初は、このあと築地(銀座ではありませんよ!)木村屋で名物のあんパンとカレーパンを買って帰るつもりでしたが、なんと6月17日をもって閉店。残念なことをしました。仕方なく、”二番手”のSwan(銀座2丁目)で惣菜パンをいくつか買うと、開店ウン周年の記念品が。ありがたく頂戴しました。名古屋出身の私、この種の景品にはめっぽう弱いのです。
●話のついでに、20日の父の日のことも。ヒマワリの花、キリン一番しぼり、トップスのチョコレートケーキ。ヒマワリの花をいただきました。うれしいですね〜。とくにトップスは、51年前に上京して以来のファンなのでテンションが大幅アップ。構造上、このケーキは両端がいちばんチョコレートを楽しめるようになっているのですが、孫に先を越されてしまいました。
●そう言えばその前日も、ジムの帰りに池袋のデパートで開催されていた「福岡よかもんフェア」へ。お目当ては銘菓「博多通りもん」です。誕生してまだ30年も経っていないのですが、2001年からまで20年連続モンドセレクション金賞を受賞しており、07年以降は最高ランクの特別金賞。『博多学』の取材で福岡市内を駆け回っていたころはさほど有名でもなかったのですが、その後あっという間にメジャーに。東京で手に入れるには、この種のイベントに足を運ぶしかありません(もちろん通販もありますが、博多の香りがもの足らない感じがして)。値段も安いのでおすすめです。ついでに買った「ごまサバ弁当」も美味でした。(2021/6/23)

Facebook Post: 2021-06-23T22:55:11

宮城・気仙沼のソウルフードにトライしてみましたが……

●先週土曜日、ジムの帰りに昼食用のパンでも買おうと、池袋の駅近くにある店に向かいました。するとその手前に宮城ふるさとプラザが。そうだ、カミさんの好物「萩の月」でも買ってあげようと、中に入ってみたのですが、ホヤの特売コーナーはあったものの、「萩の月」は探しても見当たらず。月に2、3回、不定期で販売すろといいます。前回買えたのはラッキーだったということですかね。
●あきらめて帰ろうとしたとき目に飛び込んできたのが気仙沼の”ソウルフード”と言われるクリームサンド。いまのNHK朝ドラの舞台にもなっている気仙沼にはなんとなく親近感があり、クルミとゴマの二つをつい買ってしまいました。地元で買うより5割高いのは輸送コストを考えれば当然かも。家に帰って食べてみましたが、味はいまひとつでした。
●その原因の一つはマーガリンを使っていることでしょう。マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、過剰摂取すると心筋梗塞など冠動脈疾患を増加させる可能性が。それを知った四半世紀ほど前から、値段は高くてもバターに変えましたが、同種同類の商品で安いものは、たいていマーガリンが使われています。
●それにしても、池袋の人出の多さといったら。緊急事態宣言下にあるとはとても思えぬ混雑ぶり。半月ほど前にワクチンを接種しましたが、 来週2回目を打つまでは丸腰状態なので、油断は禁物。昨日・今日と(真)夏日とあって、マスクが息苦しくてたまりませんが、明日9日は高校の同窓・同期の友の展覧会で、銀座まで足を運ぶ予定です。(2021/6/8)

Facebook Post: 2021-06-08T22:04:10

2日連続で文化漬け──私の「マイクロツーリズム」⑳

●初夏の心地よい日を浴びながら自宅を離れ、文化にひたってきました。6月1日は目白の自由学園明日館で講演会、そして昨日は上野・国立博物館の鳥獣戯画展。講演のタイトルは「歴史的建造物の楽しみ」。この種の建物はときおり、修復作業のため大々的な工事がおこなわれます。工期もハンパない長さです。
●私のような貧乏性は、そうした場面に出くわそうものなら、「せっかく来たのに」とガックリきてしまうのが通例。何年か前、奈良の唐招提寺を訪れたときがそうでした。でも、講師の明日館副館長・福田竜さんはそうした受け止め方をやんわり戒めてくれました。そうしたときにしか目にすることのない景色に触れられることもあれば、建物の骨組みなど、ふだんなら見られないものに接する楽しみもあると。
●フランク・ロイド・ライトの設計であまりに有名な明日館も今年で築後100年。たびたび存続の危機に瀕しながらも保存が決まり,重要文化財に指定されてからは動態保存=使いながらの保存に取り組み、多くの人が訪れる施設に生まれ変わったといいます。春のお花見会、結婚式、テレビドラマやCMの撮影など、利用のされ方も多様。近代建築物なので、神社仏閣よりつぶしの利いた利用のされ方が可能なのでしょう。
●鳥獣戯画は、小学3年の孫にせがまれてのこと。期間が緊急事態宣言とすっかり重なってしまったため、一時はあきらめていましたが、なんとか予約できました。会場は予想より混んでいましたが、それもそのはず、全4巻一挙公開は史上初ですから。第1巻は長さ11.5メートルを越える巻物ですが、それを”動く歩道”に乗ったまま観られるというアイデアも大ウケ。もっとも孫は、観覧後のお土産買いのほうが楽しかったようですが。(2021/6/2)

Facebook Post: 2021-06-04T09:55:53

桃・栗3年、柿8年……といいますが、ビワは?

●朝、拙宅2階の仕事場から庭に目をやると、黄色いものがチラッと見えました。「ひょっとして……」と、急いで下に降り木の下まで行くと、小粒ですが、なんと20個近くビワの実が成っているではありませんか! ”淡い夢”がかなったのがうれしく、シャッターを押しました。
●琵琶は私の大好きな果物の一つです。リンゴやバナナのように年がら年中食べられるのとは真逆で、5月半ばから6月にかけて、ほんのひと月ほどの間しか食べられません。貴重感・稀有感という点では、名の知れた果物の中でもかなり上位にランクされるでしょう。
●10年ほど前だったか、家で食べたビワの種を遊び半分で庭に埋めたところ、すくすくと育ち、いまでは5メートルほどの高さに。剪定[せんてい]など、とりたてて手入れをしていたわけでもないのに、その成長ぶりには感心していました。とくに、葉っぱの大きさは驚くばかり。でも、実は成らないだろうと思っていたので、正直びっくりしました。ちなみに、「桃栗三年、柿八年」といいますが、そのあとは「琵琶は九年で成り盛り、梅は酸[す]い酸い十三年、柚子[ゆず]の大馬鹿十八年」と続くそうです(諸説あり)。
●「少し間引いてやらないと大きくならないんじゃない」と家人が言うので、明日は脚立を使って手を伸ばしいくつかもぎ取っておきましょう。食べられるかどうかなどは二の次、とはいいつつも、多少は期待しています。結果は後日。(2021/5/31)

Facebook Post: 2021-06-01T08:56:40