イタリアンを食べたら、泊まっているホテルもそれっぽく?

●黒部ダムで1時間半たっぷり楽しんだあとは━━。時間はまだ11時。地図をチェックしてみると、1時間足らずで行けそうなところに、ワサビで有名な安曇野[あずみの]が。そのすぐ近くにイタリア料理の店もあるとわかり、まずはそちらに向かいました。


●行ってみると、またまた予約で席が埋まっていたので、先にワサビ農園へ。入場無料のせいもあってでしょう、たいそうにぎっていました。駐車場で車のナンバープレートを見ると、首都圏・東海・関西と各方面から。ワサビが植えられた田んぼは時節柄ビニールシートで覆われていましたが、体をかがめると、冷たい水の中でみごとに成育しているのが見えます。


●レストランに戻り、用意しておいてくれたテーブルに。前日のそば屋さん同様、素材も味も素晴らしく、それでいて値段は東京の半額といった印象。アトホームな接客とあいまって、心地よい時間を過ごせました。アルプスに近いイタリアのドロミーティ地方を思わせる外観もよかったです。


●私たちが泊まっているホテルの難点は食事。朝夕ともバイキングなのですが、メニューが和と中華に偏っていて(味はまずまず)、洋ものがほとんどないのです。それはともかく、エントランス周辺は丹念に手入れされたさまざまな花が配され、夜など、ヨーロッパのリゾート地かと錯覚しそう。ま、イタリアンを満喫できたおかげかもしれません。(2022/8/10)