軍事パレード間近で天安門の周辺は厳重警戒

2015年8月29日
北京もいよいよ今日で最後。帰国便は16時40分発なので、それまではゆっくりできます。そこで、天安門広場まで行ってみることにしました。

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さすがこの周辺は警備がことのほか厳重で、目の前にテレビの画面で見慣れた天安門が見えるのですが、そちらには渡っていけないようになっています。門の前の広場には軍事パレードの観覧席やイベント用なのでしょう、巨大な造作物があります。そうしたものを観ながら南に降りていこうとしましたが、これがストレートに渡れず、別の道を迂回しなくてはなりません。地下道を渡るのですが、階段を下りていくとまた所持品検査の列が……。いい加減イヤになってしまいますが、そこを通らないと目的地までは到達できないので、仕方なく従います。

ようやく「前門(正陽門)」という巨大な門があるところまで行ったあたりでランチタイムに。今年は日本との戦争が終わって70年という区切りでしょうか、「隆重紀念中国人民抗日战争 暨世界反法西斯战争胜利70周年」と書かれた看板があちこちに立てられていますし、『誘狼』『百団大戦』などという戦争映画も公開されているようです。といって、中国の人たちが私たち日本人に冷たい視線を浴びせるわけではありませんよ。

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L1030702_2そうした看板を横目に見ながら「前門大街」というちょっとレトロな雰囲気の場所を歩きました。中国風の建物に入ったスターバックス(中国では「星克巴」と書く)の店があったので、そこでひと休み。さすが、2時間も外にいると、汗びっしょりになります。そのあと、近くの大衆中華といった雰囲気の店で食事を済ませ、タクシーでホテルに。荷物を受け取りタクシーに乗りましたが、時間が夕方のラッシュが始まる前だったせいか、予定より早く到着。4泊5日の北京旅行もこれにて終了です。