男7人で抹茶をいただきながら紅葉を楽しむ

●東京の紅葉スポットで今年も断トツの人気なのが、神宮外苑のイチョウ。広い道の両サイドにまぶしいほど黄色い葉に覆われた高い木々が並び立ち、奥にはレトロモダンな絵画館と、舞台装置も抜群とくれば、それも当然でしょう。週末ともなれば人であふれ返っているようです。
●前回お伝えした「横浜・鎌倉ウォーキング」は、土日にもかかわらずそうした喧騒とは無縁で、紅葉をゆったりと楽しめました。朝比奈の切り通しを歩き抜き、十二社[じゅうにそう]近くの蕎麦屋でランチを済ませると、後半最初の目的地・浄妙寺へ。境内は黄色いイチョウと赤いモミジが織りなす「秋」が全開。枯山水の庭、水琴窟[すいきんくつ]を楽しみながら茶屋で抹茶をいただいたり。70歳過ぎの男7人がずらっと並んで茶碗を回す姿は”壮観”でした。
●次は、竹林で有名な報国寺。山門を出たところに水仙と万両が遠慮がちに咲いているのを発見、お正月が近いのを感じます。鶴岡八幡宮に着いたのは3時過ぎ。数年前同じメンバーで流鏑馬[やぶさめ]を楽しんだ参道から、源義経を祀る白旗[しらはた]神社を抜けると本宮。七五三の参詣客でそこそこ混み合ってはいましたが、密までは行っていません。
●鶴岡八幡宮を出て段葛[だんかずら]を一路鎌倉駅へ。大船までは2駅で、改札を出るのももどかしく、忘年会で予約している居酒屋へ急ぎます。開店して半年も経っていない店ですがたいそうな人気で、私たちの盛り上がりも最高潮。メンバーの一人が保有する江ノ島の”研修ハウス”に着くと、その彼がプロデュースしたテレビドラマがちょうど始まるところ。テレビの前に全員がすわり、当人の解説を聞きながら、1時間半楽しみました。(2021/12/5)

Facebook Post: 2021-12-08T11:57:07