中7日でスコットランド戦という利を活かしたい

2019年10月2日
9月30日の夜はテレビでスコットランドvsサモアの試合を観ました。前半終了時点ではスコットランドが20対0で優位に立っていました。ハーフタイムで引き揚げる両チームの選手は皆汗びっしょりで疲労感がありあり。気温・湿度ともかなり高かったようです。神戸のノエビアスタジアムは屋内なので、エアコンディショニングは万全のはずかと思いきや、私たちが観戦した日も、風通しがとても悪く、とにかく蒸しむししていました。トイレや買い物のためにスタンドを出ると、通路や階段には心地よい風が吹いており、その落差の大きいこと。しかも、通路にはプロジェクターがないため、おちおち並んでもいられません。昨夜もおそらくそれと同じだったのでしょう。

前半終了の前、スコットランドのFB(フルバック)スチュアート・ホッグが決めたDG(ドロップゴール)にはびっくりです。センターラインから数メートル相手陣内に入った、しかもそれなりに角度もある場所でしたから、まさかという感じ。一昨日書いたことがくつがえされても仕方ないような軌道を描いてポストの間を通り抜けていきました。

サモアはフィジカルも日本より上を行っている感じがしますし、個々の力量はかなりハイレベルです。ただ、ふだんは他国でプレーしている選手たちが、W杯のときだけ召集されるため、まとまりという点ではいまひとつ。高温多湿のコンディションには慣れているはずですが、それでも昨夜はかなり参っていたようです。

最終スコアは0対37で、ボーナスポイントも献上。もっとも、それを決めた4本目のトライに対する判定はかなりビミョーな感じで、残念です。スコットランドは前回大会、南ア戦に勝った4日後にJAPANがあいまみえた相手。今大会も、JAPANが決勝トーナメントに進むにあたっては、絶対に負けられません。もちろん、その前にサモアを倒すのが前提条件。できれば、ボーナスポイント1も取りたいところです。

さて、一昨日の試合が終わった時点での予選プールA組の順位と今後の試合予定はというと。
1位 JAPAN 2勝 中6日でサモア 中7日でスコットランド 15日間で2試合
2位 アイルランド 1勝1敗 中4日でロシア 中8日でサモア 14日間で2試合
3位 サモア 1勝1敗 中4日で日本 中6日でアイルランド 12日間で2試合
4位 スコットランド 1勝1敗 中8日でロシア 中3日でJAPAN 13日間で2試合
5位 ロシア 2敗 中8日でスコットランド、中8日でアイルランド 18日間で2試合
上位4カ国ではJAPANがいちばん優位で、以下アイルランド→スコットランド→サモアの順です。スコットランドは中3日で中7日のJAPANと戦うことになり、前回大会とは真逆となります。JAPANとしては、なんとかそれを活かしたいですね。スコットランドのヘッドコーチは不満を漏らしているようですが(下記の記事)、それは気にする必要ありません。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191002-00000005-asahi-spo