日馬富士の引退相撲で国技館はギッシリ

2018年9月30日
台風のおかげで沖縄から帰京するのが1日延びてしまったため、70代横綱・日馬富士の引退相撲・断髪式も、ギリギリで駆け込むことに。モンゴル出身の三横綱による土俵入りなんて、なかなか観られるものではありませんが、かろうじて……。

断髪式は、ゆかりのあり人たちが関係者が次々とハサミを入れていくのですが、元横綱(第68代)・朝青龍のときは湧きました。最後は師匠・伊勢ヶ濱親方(元大関・旭富士)。それからしばらくのち、頭を整えた日馬富士が土俵に上がると大歓声です。2010年に朝青龍の引退相撲も観ましたが、二代続けてというのはとてもラッキーです。

 

終わったあと、国技館の地下で開催されていた「日馬富士絵画展」をのぞいてみたのですが、とても充実した内容でした。四股名にちなみ、富士山の絵をさまざまな色彩で描いた作品がズラリ。どれを見てもクロウトはだしで感心しました。歌の上手な関取衆は多いようですが、絵となるとどうなのでしょう。家に帰ってお土産を開けてみると──。日馬富士の手になる絵ハガキなんかがあると、うれしかったのですが。