鉄道駅のようなヴィリニュスの空港

2019年7月3日

成田を11時過ぎに出発、途中フィンランドのヘルシンキで乗り継ぎ、リトアニアの首都ヴィリニュスの空港に降り立ったのは午後6時過ぎでした。さすがここまで来るとやはり北国、気温も、16℃という機長のアナウンスにもあったように、日本に比べるとかなり低め。半袖シャツ1枚では少し寒いくらいです。といっても夏ですから、それほどこたえはしませんが。

空港の規模は、日本の地方空港、そう、最近利用したところでいうと鳥取とか秋田あたりの感じでしょうか。内部も、空港とは思えないようなゆるりとしたしつらえが見られます。それでも、一国の首都ですから、出発・到着を示す案内ボードを見ても、イスタンブール、アムステルダム、ロンドン、パリ、ウィーン、バルセロナなど、国際線もかなり行き来しているようです。全体としてこじんまりした感じ、それ故タイト。外に出て空港ビルを見ると、ほとんど鉄道の駅のような印象を受けます。屋根の上から、四方がガラス張りの塔めいた部分がちょこんと飛び出ているのですが、これがひょっとして管制塔なのかもしれません。

ホテルまではバスで10分少々。最初は畑と森でしたが、途中からだんだん都会らしい雰囲気に。といっても、ビルはあまり見かけません。高い建物といえば教会くらいでしょうか、その数の多さには驚きます。同じバルト海に面しているスカンジナヴィア諸国やドイツと比べても、かなり多いのではないかという気がします。ホテル到着は夜の8時前。この時期のヨーロッパはどこでもそうですが、時刻のわりに太陽の位置がまだ高いので、時計を見ると驚きます。今日の日の入りは夜10時少々前だそうです。