鹿児島学

著者:岩中祥史
価格:1680円
[草思社・2012/12]

鎌倉時代以来の島津氏支配によって独自の発展を遂げ、九州南端という立地もあって江戸期末まで固有の文化を育んできた鹿児島は、幕末から明治、大正の近代日本成立に大きな役割を果たしました。現地を何度も取材し、あたかも見知らぬ外国を訪れたかもように描かれる鹿児島県。食料自給率第2位の農業県、「黒豚」「焼酎」がうまく、「温泉」も豊富な鹿児島の、汲めども尽きぬ魅力を探るだけでなく、日本の地方文化の現状を知るにも恰好の手引き書。

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